『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』からファッション観を学ぶ!

映画

「もう年だから…」と年齢を考えてチャレンジを諦めている方は多いですよね。

私もその一人です。

しかし、94歳という高年齢でも、自分のスタイルを貫いて生きるカッコいい女性がいるのをご存知ですか?

彼女の名前は、『アイリス・アプフェル』

94歳、最高齢のファッションアイコンで、75年以上ファッションやインテリアに影響を与えてきました。

ステキな人生を生きる極意を教えてくれるドキュメンタリー映画です。

〈この記事を読んで分かること〉

・映画『アイリス・アプフェル』の基本情報

・アイリス・アプフェルってどんな人物?

・アイリス・アプフェル のファッション観

・『アイリス・アプフェル』の出演者情報

映画『アイリス・アプフェル』の基本情報

製作年2014年製作映画
日本上映日2016年3月5日
製作国アメリカ
上映時間80分
監督アルバート・メイズルス
Filmarks評価★★★☆【3.7】
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『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨ-カー』予告

3/5公開『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』予告編

アイリス・アプフェルってどんな人物?

アイリス・アプフェルは、1950年代からインテリアデザイナーとして活躍。

人と同じでは嫌だという顧客のために、年に2回ヨーロッパへ買い付けに行きはじめ、作曲家スティーブン・フォレスターの家や、ミシシッピ州議事堂、お屋敷、美術館などの装飾・復元を行いました。

更に、ホワイトハウスの装飾や特注品の制作を任され、ジャクリーン・ケネディを顧客に持つというキャリの持ち主。

伝説的な服飾品コレクターで、メトロポリタン美術館2005年の企画展では、記録的な動員数を誇りました。

アイリス・アプフェル のファッション観

最初は、アイリスがアクセサリーに触る音からはじまります。

NYパークアベニューの自宅。

ハイブランドのジャケットに、存在感のあるヴィンテージのアクセサリー。
カラフルな民族衣装を合わせて、コーディネートを披露するアイリスは、「ジャズのように、即興であれこれ試すのが楽しい」と語ります。

『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』の見どころは、映画の中に散りばめられる彼女の名言。

彼女の考え方は、私たちの常識や固定観念を一新してくれます。

衝撃的でありつつ、そして今の私でも大丈夫!と勇気をもらえることでしょう。

今回は、彼女の数多くの名言の中でも、一際響いた3つの名言を紹介します。

名言①:毎日無難なことを繰り返すなら、いっそ何もしなきゃいい。

アイリスは、大きくて大胆、個性的なアクセサリーを好みます。

値段やブランドは関係ありません。

高級品から安物までをうまく組み合わせて、毎回新しい個性を生み出すのです。

更に自分の「好き」を追求するために、服を仕立て直すことも厭いません。

毎回、新しい組み合わせを考えて、個性を出しています。

私たちは、雑誌や、テレビを参考にして、市場の作った「流行」の服を着ていますよね。

みんな似たような格好をしていることが、美徳のようなところもあります。

流行遅れの服を着ていて、「変かな」と不安になった経験はありませんか?

周りを見渡せば、同じような化粧。同じような髪型。同じような服。

「無難」に収まることは、安全のように見えますが、それは自分を殺しているのと同じこと。

「いっそ何もしなきゃいい」という言葉は、グサリと心に刺さるものがありますね。

でも、どうしたらいいのか分からない人が多くいると思います。

そんな人にアイリスがアドバイスするのが、「直感に従うこと」

「組み合わせ方を聞かれるけど、特にルールはない。あっても破るだけよ」

自分の心に従って、心がワクワクする組み合わせを考えることが大切だと語ります。

彼女は、おしゃれな女性が言っていた、と前置きをしてから言います。

「パーティーに出かける支度は、パーティーそのものよりずっと楽しいって。うまいこというわね」

名言②:みな、好きな服を着るべきだもの、センスがなくても幸せならいい

「君は、人の服を批判しないね」と質問され、アイリスが答える言葉です。

「この服は私に合うのかな」と自信がない時がありますが、自分自身が幸せを感じる服なら、その服を着るべきなのです。

「似合ってないよ」「その組み合わせ変だよ」と人の目を気にしてしまうことが多いですが、アイリスの「幸せならいい」という言葉に勇気をもらう人が多いのではないでしょうか。

更に、アイリスは、「ハリー・ウェストンより、4ドル程度のアクセサリーに胸が躍るの」と語ります。

ブランド志向の若者達とは違った視点です。

「このブランドを持っていれば、褒められる」「その年齢になってもそんなチープな物を付けているの?」と値段って結構重要ですよね。

その人の人柄までも見抜かれてしまうのではないかと思って戦々恐々。

しかし、アイリスにしてみれば、値段さえも関係はありません。

「好き」と感じたものを身に着ける。それに値段の上下は関係ないのです。

とはいえ、映画でアイリスは、お店の人に値段交渉をする場面が多く見られます。

アイリス曰く、「値段交渉には美学があるの。むやみに値切るわけじゃない。でも、値切らないと逆に失礼な場合もあるのよ。50ドルといわれて、50ドルと出す馬鹿が相手なら、150ドルと言うべきだったと落ち込む。値切るのもマナーなの」

値切るのは恥ずかしい、と思う方もいるでしょう。

しかし、値切ることは、単にケチっているわけではないのです。

名言③:私みたいな女は、努力して魅力を身につけるの。

映画の最後、彼女が最後に語る言葉が印象的でした。

『自分を美人だと思ったことは一度もない。

美人に憧れていないから別に平気よ。

美人じゃなくて、良かったぐらいだわ。

かわいい顔を利用して、世の中を渡ってきた女性を私は知っている。

でも、年を取り、美しさが衰えた今、何も残ってない。

私みたいな女は、努力して魅力を身につけるの。

色んなことを学び、個性を磨くのよ。

味がある人間になれるし、年を取っても変わらない』

アイリスは自分を「私は美しくない」といいます。

しかし、最高のコーディネートに身を包み、背筋をピンと伸ばしてスタスタと歩く姿は、杖さえもステキで見惚れてしまいます。

外見の美しさにこだわる人はいるでしょう。

そして、美しくないからと、自信を失っている女性は私だけではないはず。

しかしこの映画を観ると、自分の直感と意志を信じて行動する「自分らしくあること」の勇気をもらいます。

世界一多面性のあるNYで、『ファッション界の珍しい鳥』『年を重ねた新人』と注目を浴びたアイリス・アプフェルの人生観に触れてみませんか。

『アイリス・アプフェル』の出演者情報

カール:アプフェル:夫

ビリー・アプフェル:甥

イネス・ベイリー:家政婦

ハロルド・コーダ:メトロポリタン美術館・服飾文化部門学芸員

ドリス・ヴァン・ノッテン:デザイナー

ブルース・ウェバー:写真家

デュロ・オロウ:デザイナー

マーガレット・ラッセル:アーキテクチュアル・ダイジェスト誌編集長

アレクシス・ビッター:宝石デザイナー

タヴィ・ケヴィンソン:雑誌編集長・女優

リンダ・ファーゴ:バーグドルフ・グッドマン副社長

デヴィット・ホーイ:バーグドルフ・グッドマン、シニア・ディレクター

ローリー・ジェヴィス:M.A.Cエグゼクティブ・ディレクター

ナイーム・カーン:デザイナー

ジェナ・ライオンズ:j. クルー社長

ミッキー・ボードマン:ペーパーマガジン編集長

ポーラ・リッチャー:ピーボディ・エセックス博物館展示&リサーチ部門学芸員

アイリス・アプフェル !94歳のニューヨーカーのまとめ

『ファッション界の珍しい鳥』『ファッション界の異端児』『年を重ねた新人』と謳われているアイリス・アプフェルの人生の一部に触れて、「自分らしさ」を取り戻してみませんか。

知らない自分を発見するかもしれませんよ。

AmaZon
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