「シェイプ・オブ・ウォーター」で不思議な愛の形を見よう!

映画
スポンサーリンク

「シェイプ・オブ・ウォーター」で描かれる愛とは?

本作では、人間の女性であるイライザと、アマゾンの秘境で神として崇められてきた不思議な生き物である”彼”が惹かれあい、やがてかけがえのない存在として深い愛と絆を築いてゆきます。

“彼”は人間ではありません。見た目はクリーチャーそのもので、一目見れば大抵の人はうろたえるような外見です。しかし、イライザは”彼”を初めて見た時からすっかり心を奪われ、徐々に惹かれてゆきます。

おそらく、クリーチャーのような見た目ではなく、本質ともいえる内面の美しさを感じ取っていったのでしょう。

そこに惹かれていったのだと思います。

本作にはそんな”彼”と対極の存在といえる悪役も登場します。

それは、研究所へ運び込まれた”彼”の警備として、元軍人で大柄、かつ、横柄で差別的な男ストリックランドです。この男は妻帯者でありながら少しずつイライザに惹かれてゆきます。しまいには、イライザに自分の愛人にならないかと持ちかけるのです。

本作において、この2人(?)は見た目と内面という点でまさに対極の存在であると思います。

“彼”は見た目こそクリーチャーですが、内面は心優しい存在です。

それに対して、ストリックランドは見た目こそ人間ですが、内面はクリーチャーのような存在です。

言うまでもなく、イライザは人間であるストリックランドではなく、”彼”を選びます。

たとえ人間同士のような当たり前の生活を送ることができないとわかっているのに……。

私は、本作で描きたかったことの一つがこれではないかと思っています。

つまり、愛に決まった形はないということ。人間同士でなくても愛は生まれるのです。

本作のタイトルにもそれが表れていると思います。

本作のタイトルを直訳すると「水の形」となりますが、水に決まった形ってないですよね。

入れた容器に従って自由に形を変えるもの、それが水です。

「惹かれあった二人に従って自由に形を変えるもの、それが愛」とこの映画では主張したかったのではないでしょうか?

(現実に人間と動物が本気で愛し合っていたら、私は引いてしまうと思います。”彼”だからアリだと思います)

終盤に向かって繰り広げられるイライザが”彼”のために命懸けで行動する姿。その姿を見ていると、そこまでして愛を貫くのかと感動すら覚えます。

最近、嫌なことがあって心に汚れが溜まっているような時には、是非ともこの映画を見て感動し、癒されましょう!

「シェイプ・オブ・ウォーター」予告編

ギレルモ・デル・トロ描く純粋な愛の世界『シェイプ・オブ・ウォーター』予告編

「シェイプ・オブ・ウォーター」のあらすじ

1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員としてアメリカ政府の機密機関「航空宇宙研究センター」に勤める中年女性イライザは孤独で単調な生活を送っていた。また、隣人であり親友のジャイルズも独り身、パイ屋の男に想いを寄せながら日がな一日画家として絵を描く孤独な生活を送っていた。

ある日イライザは、職場の同僚であるゼルダと一緒に極秘の実験を見てしまう。不思議な生き物である”彼”を目撃したことによって、孤独で単調な生活を送っていたイライザの人生が大きく変わってゆくことになる。

人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借り、イライザと“彼”の愛はどこへ向かってゆくのか……。

「シェイプ・オブ・ウォーター」の作品データ

初公開2017年12月8日(米国) 

監督ギレルモ・デル・トロ

脚本:ギレルモ・デル・トロ

ヴァネッサ・テイラー

制作総指揮:リズ・セイアー

製作費 1,950万ドル

興行収入:約19,500万ドル

上映時間:123分

「シェイプ・オブ・ウォーター」の出演者

イライザ・エスポジートサリー・ホーキンス

リチャード・ストリックランドマイケル・シャノン

ジャイルズリチャード・ジェンキンス

不思議な生きもの(彼)ダグ・ジョーンズ

「シェイプ・オブ・ウォーター」監督インタビュー

水は愛の象徴!ギレルモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』インタビュー

「シェイプ・オブ・ウォーター」のまとめ

以下、本記事のまとめになります。

シェイプ・オブ・ウォーター」は人間とクリーチャーのような外見の不思議な生き物の愛の話である

・水に決まった形がないように、愛にも決まった形はなく、惹かれあった二人の間に生まれるものが愛なのである

・多くの困難を乗り越えてでも”彼”との愛を貫くイライザの姿に感動する

・嫌なことがあって心の汚れが溜まっている時にお勧めしたい映画

AmaZon
映画
スポンサーリンク
movieをフォローする

コメント