衛宮さんちの今日のごはん 無料動画

アニメ『衛宮さんちの今日のごはん』あらすじ

ゲーム「Fate/stay night」の登場キャラクターたちが織り成す食事を題材としたほのぼのとした作品。

第五次聖杯戦争においてセイバーのマスターである主人公・衛宮士郎は、家事全般を得意とし、料理の腕もかなりのもの。

彼の料理を食べた者達の評判はとても高い。

そんな彼は一緒に暮らすセイバー、度々家を訪れる藤村大河、後輩の間桐桜や同級生の遠坂凛など様々な人々に常日頃から料理を振る舞っていた。

その内容は、一般的な家庭料理から季節の物まで多岐に至る。

本編の殺伐とした雰囲気から一変し、敵味方関係なく、料理を中心としたほのぼのとした日常生活を描く。

作中に登場する料理は作り方も説明されている為、見終わったら実際に出てきた料理を作ることができる、どこかお料理番組の様な要素も持った作品。

衛宮さんちの今日のごはん｜1話あらすじ

大掃除も終わり、新年が明けるまでを待つばかりという主人公・衛宮士郎とそのサーヴァントであるセイバーは、冬木市の街を歩きながら、正月に向けての買い物をする。セイバーは日本の正月という文化がよくわからず、どんな文化なのか士郎に問う。日本のお正月について説明しながら歩く士郎とセイバーはスーパーへと入り、この日の夕食にする乾麺の蕎麦を手にする。帰宅すると、こたつに入って士郎達の帰りを待っていた大河とイリヤ。セイバーもすぐにこたつの魔力に取り憑かれる。そんななか、夕飯の支度に入る士郎。手際よく汁を作り、ネギやかまぼこを切り、エビの天ぷらを揚げて、蕎麦を茹で、年越し蕎麦を完成させる。士郎の作った年越しそばに舌鼓を打つセイバー達からは、幸せそうな笑みが溢れていた。

衛宮さんちの今日のごはん｜2話あらすじ

夕食のメニューに悩みながら商店街を歩く士郎は、ひと切れ４００円のキンメダイに惹かれる。予算オーバーで諦めて通り過ぎようとすると、魚屋でバイトをしていたランサーに声をかけられる。魚を売る天下の大英雄に、手頃な魚である鮭をオススメしてもらい、夕飯を鮭のホイル焼きにすることにする。３切れ頼んだところがなぜか４切れ入っていることに驚く士郎。ランサーも士郎のホイル焼きが食べたくなったのだ。後ほど、本当に衛宮亭までやってきて、手土産に未成年の士郎には飲めない酒を持ってくるランサー。酒は大河へ渡すことにした士郎は、ランサーとセイバーの小競り合いを聞き流しながら料理を始める。鮭の下処理から完成まで完璧にこなし、セイバー・ランサー・大河に鮭のホイル焼きを振舞う。

衛宮さんちの今日のごはん｜3話あらすじ

大河の家へと呼び出されたイリヤは、されるがままに和服へと着替えさせられてしまう。何事かと困惑するイリヤを、衛宮亭へと連れて行く大河。衛宮亭では桜や凛やライダーも集まっており、イリヤは何を企んでいるのかと怪しむ。大河達は、日本の文化であるひな祭りをイリヤと共に祝おうと計画していたのだった。桜がライダーとともに雛人形を飾り付け、士郎が料理を作り、それを手伝う凛と待機するセイバー。女子ばかりの空気に若干居づらさを感じる士郎だったが、皆で作ったひな祭りのちらし寿司とひな祭りのごちそうをイリヤの前に出す。「私にサプライズなんて、いい度胸ね」と言いながらもイリヤは幸せそうだった。

衛宮さんちの今日のごはん｜4話あらすじ

士郎は酒屋・コペンハーゲンで、大河の同級生だった蛍塚音子の下で手伝いをしていた。大量の酒が入ったケースを持って配達先の柳洞寺への長い階段を登る際に転んでしまう音子だが柳洞寺の入口に佇むアサシンによって危機を救われる。しかし、一般人である音子にはアサシンの姿を見ることはできなかった。酒を搬入した柳洞寺の厨房で山菜を見つけた士郎は、これでサンドイッチを作ったら美味しいのではないかと提案する。厨房の真新しいアイテムにキャスターの頑張りを見つけながら、士郎は料理に取り掛かる。完成したサンドイッチは音子や柳洞寺の僧侶である零観にも絶賛された。士郎は完成したサンドイッチを、アサシンのところへも持っていく。士郎のいないところでサンドイッチを食べたアサシンは、サンドイッチを気に入り、空の皿と３枚の桜の花びらを残していくのだった。

衛宮さんちの今日のごはん｜5話あらすじ

平日の朝、桜とライダー、大河とセイバーと朝食を共にする士郎。後片付けをする士郎に桜は「先輩はすごいです…」と意味深なセリフを残して、先に登校してしまう。同じ頃、士郎の友人・柳洞一成は兄の零観から士郎への届け物を頼まれる。登校してすぐに届け物の筍を士郎に渡す一成。零観から士郎へ、この前のサンドイッチのお礼だという。時は流れて夕方、ライダーとともに難しい顔をしながらスーパーで買い物をする桜は、弓道部の先輩の美綴綾子に偶然合う。美綴は今晩、グラタンにするのだという。桜もグラタンを作ることにし、士郎の家で早速料理を始めるが、士郎の勧めでグラタンに筍を入れてみることにする。出来上がったグラタンを士郎達に絶賛された桜は、士郎に筍を少し分けてもらい、兄の間桐慎二に同じ物を作ってみる。慎二はブツブツ言いながらも完食し、桜は料理の腕にまた自信をつけるのであった。

衛宮さんちの今日のごはん｜6話あらすじ

ひとり、ハンバーグを仕込む士郎。やってきた大河のおかげで雨に気づいた士郎は、ふと昔を思い出していた。話は、士郎がまだ小さな子供の頃に遡り、大河と小雨の中、洗濯物を取り込むところから始まる。テレビの料理番組を見ながら、夕食の献立を決め、雨の降る中、傘をさして買い物へ出かける士郎と大河。材料を揃えて帰宅し、大河が作り方を読み上げながら士郎が料理を作る。細かい工程もあり、時間も手間もかかるハンバーグを必死に作っていく士郎。ハンバーグのいい香りに釣られて、士郎の養父である切嗣が奥からやってくる。士郎・大河・切嗣で食卓を囲み、ハンバーグを食べる。大河も切嗣も旨いと士郎を褒めるが、士郎はまだまだだと照れながらも謙遜し、次はドイツに負けないようなハンバーグを作ると決意する士郎であった。話は現代に戻り、突然のイリヤの来訪に驚く士郎。凛も桜もライダーもやってきて、夕食を共にすることにするのだった。

衛宮さんちの今日のごはん｜7話あらすじ

屋内型本格リゾート・わくわくザブーンへとやってきた士郎・凛・セイバー。本当は大河が行く予定だったのだが、友人たちと予定が合わず、士郎達がチケットを譲り受けたのだという。ウォータースライダーや水鉄砲等のアクティビティを楽しむ士郎達は、よく来るのだというライダーと遭遇する。人数が４人揃ったため、ビーチバレーを始める士郎達だったが、いつのまにかアーチャーとランサーが乱入しており、士郎を巻き込んだサーヴァント達の本気のビーチバレーが始まってしまうのだった。そんなこんなでくたくたになって帰ってきた士郎・凛・セイバー。あまりの疲れに、夕食の時間になっても食欲が湧かないと言うと、士郎は冷蔵庫から作り置きしていた出汁を取り出し、料理を開始する。疲れた体にもスルスル入っていく冷やし茶漬けを作った士郎は、涼しい縁側でセイバーと凛と夕食を共にする。

衛宮さんちの今日のごはん｜8話あらすじ

桜とともに遠坂家の片付けを手伝う士郎。昼になったため、昼食をどうしようかという話になり、士郎が作ろうかと申し出るが、凛が「私が作る」と言い出し、桜もそれを手伝うことに。冷蔵庫に残っている材料で、炒飯を作ることに決めた凛。「姉さんは中華を作ると思っていた」と笑顔になる桜。材料を手際よく細かくしていく凛と桜。なにか手伝いに行こうかと思った士郎だが、邪魔をしてもいけないし、とはいえ待っているだけも落ち着かないので片付けを続行する。凛と桜が協力し、炒飯ともやし炒め、卵スープが完成する。士郎にもおいしいと褒められ、中華をまた作ってみたいという桜は士郎に試食を頼み、凛にはもっと色々と教えて欲しいと頼むのであった。

衛宮さんちの今日のごはん｜9話あらすじ

商店街を歩く士郎は、強引にキャスターに呼び止められ、教えて欲しいことがあると告げられる。キャスターは、零観が葛木に「里芋の煮っ転がしが美味しかったから、葛木もメディアさんに作ってもらうと良い」と話している所を目撃してしまう。しかしキャスターは作り方がわからなかったため、士郎を捕まえて作り方を聞き出そうとしたのだ。喜ぶ葛木の顔を思い浮かべながらキャスターは、衛宮亭で士郎のレクチャーを受けながら、里芋の煮っ転がし・小松菜の和物・味噌汁・秋刀魚の焼き物を作ることにする。そこへ帰宅したセイバーはキャスターを警戒するが、キャスターの作った里芋の煮っ転がしに懐柔される。士郎の協力により、全ての品を自らも納得の質で完成させたキャスターは士郎にお礼を言う。しかし、実際に一人で作ってみると失敗してしまい、落ち込むキャスター。そんなキャスターの料理を食べる葛木からは、とても幸せそうなオーラが漂っていた。

衛宮さんちの今日のごはん｜10話あらすじ

夕暮れ時の衛宮亭で、学校帰りの士郎を出迎えるセイバー。士郎の通う穂群原学園は文化祭まであと数日という忙しい時を迎えており、生徒会長の一成も事務作業に追われていた。生徒会に無理な企画を通そうとする陸上部や、企画にない装飾をする弓道部等の対応に追われる一成。文化祭前日、疲れきって目の座った一成や生徒会のメンバーは、夕飯に「肉が食べたい」と呪いのように言い始める。士郎が「なにか作ってこようか？」と声を上げると、疲弊していた生徒会メンバーも起き上がり、士郎の差し入れを楽しみにしている。大急ぎで肉屋へ寄った士郎は、家で唐揚げを作って生徒会室へと持っていく。士郎の作った絶品唐揚げは、抜け殻のようになっていた生徒会に潤いを与えた。しかし、士郎はお腹を空かせて夕飯を待つセイバーのことをすっかり忘れており、大慌てで肉屋を経由して帰宅し、また再び唐揚げを作るのだった。

衛宮さんちの今日のごはん｜11話あらすじ

花に水やりをし、庭の手入れをするアーチャーは、凛と桜の買い物後に、荷物持ちとして12時に公園に来るよう言われる。少し早く公園に着いたアーチャーは、小競り合いをする士郎とランサーを見つけてしまう。巻き込まれぬうちに離れようとするが、ランサーに見つかってしまうアーチャー。ランサーの口車に乗せられ、アルバイト先の料理人の代わりを任されることになってしまう。キャスターと葛木、セイバーという見知った顔が来店しながらも、様々なオーダーをプロのようにこなしていくアーチャー。セイバーにオムライスをオーダーされ、気合いが入るアーチャーは、てきぱきとふわとろオムライスを仕上げる。優しい味のオムライスに幸せを感じるセイバー。お店が落ち着いた頃、なんと桜と出かけていたはずの凛が変装し、店の中でアーチャーの様子をずっと見ていたことを知るアーチャーであった。

衛宮さんちの今日のごはん｜12話あらすじ

クリスマスを迎え、気合いが入るイリヤ。イリヤに仕えるセラとリズも、アインツベルンの城の飾り付けはバッチリであると報告するが、肝心のクリスマスツリーが小さく、イリヤは機嫌を損ねてしまう。アインツベルン城へリズの運転で向かうセイバー・凛・桜・ライダーは、城への到着時間が遅れていることに気づく。近道をするというリズの暴走により、大きく道を外れながらもどうにか到着する。アインツベルン城で料理を仕込む士郎は、セイバー達の荒っぽい到着に驚きながらも、まだ終わっていない料理の支度を手伝ってもらう。いざ、食事の時間を迎え「程度の低いものは認めない」と言いながらも、士郎作のローストビーフを渋々「美味しい」と認めるセラ。一旦、席を外した士郎は、外から戻ってきたバーサーカーと遭遇する。バーサーカーはイリヤのために大きなクリスマスツリーを調達してきたのだ。戻ってきたバーサーカーにイリヤ手作りのクッキーを渡し、満面の笑みで「メリークリスマス」と伝えるのであった。

衛宮さんちの今日のごはん｜13話あらすじ

雪が降り出す中、スーパーで買い物をする士郎。冬木市で大雪は珍しいらしい。弓道場も寒く、顧問の大河は家からこたつを持ってきて入っている始末である。雪を払い落としながら帰宅する士郎。今日の夕飯は寄せ鍋にするようだ。慣れた手つきで魚と野菜を下処理し、てきぱきと寄せ鍋を準備する士郎。そこへ帰ってきた桜とライダーは、明日の朝食用に買ってきたというあさりも鍋に入れてはどうかと提案する。大河も遅れて帰宅し、もらってきたみかんを振舞う。色鮮やかで温かい寄せ鍋を頂く士郎達。あっという間に鍋が空になり、締めの雑炊を作り始める。少し物足りなかったセイバーは目を輝かせて喜んでいた。夜も更けて解散となり、セイバーと士郎はお茶を入れてゆっくりすることにする。セイバーは鍋は美味しく、雑炊には驚いたと感動を述べる。同じ鍋のものを皆同じ場所で食べるあの時間はとてもよいもので、尊い時間だと語るセイバー。皆が自然と集まる暖かな衛宮亭と、その中心にいる士郎への感謝を述べ、「これからもよろしくお願いします、士郎」と改めて言い、士郎も「よろしく、セイバー」と返すのであった。