美しい罠 無料動画

美しい罠｜1話あらすじ

類子はパチンコ店で働く29歳。

退屈な日常の繰り返しにうんざりしていた。

そんな類子に、ある日、奇妙なメールが届く。

「求ム花嫁…」という文面で始まったそのメールは、結婚相手が莫大な資産家であることを告げ、条件として、看護師の資格と、美しいだけの馬鹿なお人形ではないことを求めていた。

守るものもない類子は、ほんの軽い気持ちでメールの返事を送る。

まもなく、メールの相手から連絡があり、類子はその人と会うことになる。

現れた男・槐はファイナンスグループのオーナー社長・不破の秘書と名乗り、類子に恐るべき計略を持ちかける。

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美しい罠｜2話あらすじ

槐の手により美しく磨き上げられた類子は、不破の莫大な財産を手に入れるために危険なゲームを始める。

不破家の山荘で、盛大なパーティが開かれる。

類子は槐の手引きで、その席に紛れ込む。

不破は類子の父親くらいの年齢で、見るからに傲慢な男だった。

パーティの余興として、不破は山盛りのダイヤモンドを床に撒き散らす。

ダイヤに群がる人々を眺めるのが不破の趣味で、類子は自分が結婚するかもしれない相手の妖怪ぶりに呆れてしまう。

一方、不破の山荘の住人も癖のある人間ばかりだったが、類子は目的のために槐の作戦を実行していく。

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美しい罠｜3話あらすじ

類子は偶然を装って、看護師として不破の前に現れる。

類子は徹底的に逆らい、不破の怒りをかうが、槐の思惑どおり、不破に雇われることに成功する。

類子は山荘に住み込み、24時間不破のケアにあたる。

不破は類子を金の力で服従させようと画策し、ダイヤをエサに胸元に手を滑り込ませてくる。

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美しい罠｜4話あらすじ

類子の知らないところで槐は不破とその息子・敬吾の二重スパイをしていた。

敬吾の言いなりになって敬吾と入れ替わり、女遊びの手伝いまでしていた。

翌朝、敬吾のもとへ恋人の澪が訪ねてくるが、槐は澪を特別な想いで見つめる。

その頃、類子の部屋に見知らぬ若い男が侵入する。

類子は驚くが、千津の息子の草太だった。

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美しい罠｜5話あらすじ

類子は隠しカメラを不破に突きつけ、思わず殴ろうとするが、槐に止められる。

不破が慰謝料として五百万円差し出す。

類子は金には目もくれず、不破に謝罪を要求する。

そして、今日中に謝罪がなければ、明日山荘を出て行く、と宣言する。

敬吾が槐を訪ねてきて、地下にある秘密の小部屋の鍵を要求する。

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美しい罠｜6話あらすじ

盗撮事件で、不破が類子に謝罪。

ドレスを贈り、夕食に招待する。

賭けに勝った、と類子はほくそ笑むが、油断は禁物、と槐は警告する。

さらに槐は、澪と語らう姿を見た類子に隠し事をする。

その夜、ドレスを身にまった類子のもとへ、夕食会が15分遅れる、という不破からの伝言が届く。

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美しい罠｜7話あらすじ

罠だとも知らずに、類子は不破から葉巻を取り上げるが、それがもとで佐野夫妻の怒りを買う。

勝ち誇る不破と槐への意地で、類子は鮮やかな逆襲に出る。

そこへ、突然、レイが女優の卵・加奈子を連れて現れる。

しばらく山荘に滞在するという。

翌日から、加奈子は不破に取り入り、子犬のように不破にじゃれつく。

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美しい罠｜8話あらすじ

翌日、不破が加奈子と湖でボートに乗る。

類子も同乗することになるが、類子は桟橋の上で立ちすくみ、突然、意識を失う。

不破は思わず、類子に駆け寄ろうとするが、それより早く槐が駆けつけ、類子を部屋まで運ぶ。

まもなく、類子は意識を取り戻す。医者の診断は熱中症だった。

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美しい罠｜9話あらすじ

澪の婚約を知った加奈子が、自分も不破と結婚したい、と不破に甘える。

不破は、自分の子を産めば誰でもすぐに妻にしてやる、と皆の前で言いふらす。

その言葉に、加奈子は怖気づく。

レイは、一度結婚してしまえば、他の男との子どもでも不破を騙せる、と言葉巧みに加奈子を操ろうとする。

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美しい罠｜10話あらすじ

類子は敬吾に不破の再婚の話を持ち出し、加奈子を手なずけるようそそのかす。

類子が不破の血圧を測りにいくと、不破はこれ見よがしに加奈子と仲のいいところを見せつける。

類子が無視すると、いきなり、「俺の子を産む気はないか」とベッドへ押し倒される。

一方、敬吾は加奈子をボートハウスへ誘い、誘惑しようとする。

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美しい罠｜11話あらすじ

槐に唇を奪われた類子は、「あんたが好きになった」と誘惑される。

類子は一瞬、気持ちが揺れるが、自分たちは財産を手に入れるための協力者に過ぎない、と抵抗する。

それを聞いて安心した、と本心を打ち明ける槐。

そこへ、草太が現れ、二人の仲を邪推する。

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美しい罠｜12話あらすじ

類子と槐は不破に猟銃を突きつけられ、二人の関係を追及される。

とっさに、槐にプロポーズされた、と答える類子。

それに対して、高慢な類子をからかっただけだ、と応じる槐。

怒った類子は槐の頬を思いっきり引っぱたく。

不破は面白がり、息の合った芝居で、二人は窮地を乗り切る。

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美しい罠｜13話あらすじ

不破が心臓の発作を起こして倒れる。

類子は、計画のためと言いつつ、不破に同情し、懸命に看病する。

そんな類子の姿を槐は静かに見つめる。

不破の発作に責任を感じる澪は、槐の胸ですすり泣く。

それを目撃した敬吾は怒り、使用人の身分をわきまえろと槐をなじる。

類子の徹夜の看病で、不破が意識を取り戻した。

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美しい罠｜14話あらすじ

尚美が山荘へ現れ、秘書の沢木（実は敬吾）の子を妊娠した、と槐に泣きつく。

槐は、敬吾になりすましたまま、言葉巧みに尚美を説得、その場を穏便に処理する。

澪は尚美を槐の恋人だと誤解していた。

澪に、槐と敬吾が入れ替わっている事実を知らせれば、澪は槐を選ぶはずだ、と類子は槐の澪への想いを牽制する。

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美しい罠｜15話あらすじ

夕食の時間、運ばれてきた料理を見た不破が突然、逆上する。

それは、不破が決して口にしないマグロ料理だった。

類子を陥れるためのレイの策略だった。

顔を真っ赤にして皿やグラスを類子に投げつける不破をなだめるため、槐は身に覚えがないという類子を無理矢理土下座をさせる。

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美しい罠｜16話あらすじ

類子が山荘を出てからまもなく、槐が類子を訪ねてくる。

連れ戻しにきたのではないかと類子は警戒するが、槐はただ会いたかっただけだという。

槐は類子一人に屈辱的な思いをさせたと謝る。

類子は槐に誘われて、近くのビルの屋上へ星を見にいく。

槐がコンクリートの上にごろんと仰向けに寝転がったので、苦笑しながら、その隣に横たわる類子。

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美しい罠｜17話あらすじ

類子と槐がお互いを求め合っているところへ、不破から槐に呼び出しの電話がかかる。

山荘へ戻った槐は、奇跡が起きたことを知る。

不破は類子を呼び戻せと命じた。

槐は、今度は体を張って類子を守るからと、類子に誓う。

が、類子は、ゲームはもうしたくないと拒む。

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美しい罠｜18話あらすじ

不破のプロポーズに喜ぶ槐に、類子は、いつか一緒に星を見た夜に感じたものは愛ではなかったのか、と問いかける。

自分たちは金を得るために心を一つにする…それが自分たちなりの愛し方だ、と愛や恋を否定する槐。

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美しい罠｜19話あらすじ

類子は不破夫人としての生活を始める。

美しく着飾った姿に槐が見惚れると、類子は奥様に失礼よと言う。

類子の冗談だったが、類子は今後、槐がどう出てくるか釘を刺す思いがあり、使用人として扱われた槐は、笑顔の陰で緊張する。

一方、周囲の反応は冷ややかで、翌日、類子のスープには早速蜂の死骸が入れられていた。

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美しい罠｜20話あらすじ

類子の部屋から恒大に貰った三千万円のネックレスが盗まれ、草太が加奈子と共に姿を消す。

類子が部屋にいなかったことを怪しむレイに、ネックレスは草太にあげた、と主張する類子。

そんな類子を、恒大は寛容に許す。

怒った敬吾は類子を誘惑しようと、入浴中の類子のバスルームへ忍び込む。

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美しい罠｜21話あらすじ

槐の胸に顔をうずめる澪を見て、敬吾が逆上。

槐をクビにしようとする。

槐に澪との関係を否定させるために賛成する類子。

槐は憮然として、澪の目の前で澪への想いをきっぱりと否定する。

槐は類子の勝手な行動に、不信感を募らせる。

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美しい罠｜22話あらすじ

尚美が槐宛ての遺書を残して、自殺したという知らせが入る。

槐は周囲から白い目で見られるが、敬吾と入れ代わっていたことは口にしない。

類子は岩田を利用して、事件のことを澪の耳に入れる。

澪から問いただされた槐は、尚美を弄んで捨てた、と、平静を装って答える。

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美しい罠｜23話あらすじ

類子が敬吾に襲われ、殺されかける。

相続放棄の誓約書がただの紙切れだったからだ。

類子は、助けに入った恒大に、身を引く素振りで離婚をきりだす。

恒大は敬吾に猟銃を突きつけ、勘当を言い渡す。

計画は成功したが、殺されかかった類子は槐に腹を立てる。

その夜、敬吾は槐の胸で悔し涙を流す。

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美しい罠｜24話あらすじ

全てを剥ぎ取られ、ボロ切れのようになった敬吾のもとへ澪が訪ねてくる。

尚美の件で槐に失望した澪は旅に出る決意をし、敬吾に正式に別れを告げる。

恒大がバンコクへ出張中、山荘の使用人たちには夏休みが与えられた。

東京で優雅に暮らす類子のもとへ、レイが訪ねてくる。

レイが自分の過去を調べているようなので、類子は不安になる。

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美しい罠｜25話あらすじ

類子は出張から戻った恒大と一緒に、山荘へ帰る。

そこへ、湖で敬吾の遺体が見つかった、と警察から電話が…。

敬吾の死は銃の暴発による事故として処理される。

敬吾を見捨てた澪は、敬吾の死に責任を感じ、涙にくれる。

澪をやさしく慰める槐。類子の心は波立つ。

良心の呵責に耐えられなくなった類子は、警察へ行こうとする。

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美しい罠｜26話あらすじ

銃が暴発する直前、敬吾が類子と槐しか知らないフクロウの伝承のことを口にしたので、類子は槐への疑惑がふくらむ。

敬吾の事件以後、類子は体調がすぐれなかった。

心配する恒大に、類子の心は痛む。

そんな中、千津の話から、事件当日誰もいなかったはずの山荘の冷蔵庫に食料が入っていたことが判明する。

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美しい罠｜27話あらすじ

恒大が川嶋を見張るよう槐に命じる。

敬吾の死が事故でも自殺でもないことを確信したという。

槐と澪が楽しそうに話しているのを、類子が目撃。

今の類子の目は、恋する女の目だ、とレイが来てからかう。

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美しい罠｜28話あらすじ

槐と尚美が無関係だったことを知った澪は、槐への愛を誇らしげに類子に語る。

嫉妬した類子は、入れ替わりの事実を澪に話したのは、彼女の気を引くためだったのではと槐をなじったあげく、恒大が本気で子どもを欲しがっていることを話し、どうすればいいの、とすがりつくが、槐は冷たく類子を振り切る。

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美しい罠｜29話あらすじ

敬吾の死に違和感の消えない類子は槐に話を聞こうとする。

槐は澪と星を観に行こうとしていた。

類子は渋る槐に澪とのデートを終えたら必ず秘密の小部屋に来るよう言い渡す。

その夜、恒大が帰ってくるなり、類子をベッドに押し倒す。

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美しい罠｜30話あらすじ

敬吾を殺したのは槐だった。

警察に行くという類子に槐は、殺人の首謀者は類子だと告げる。

理解出来ない類子に、槐はハンカチの断片を見せ、敬吾の遺体の脇で見つけたとニヤリと笑う。

それは、Rの刺繍の入った類子のハンカチだった。

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美しい罠｜31話あらすじ

湖で一夜を過ごした類子は、自分を騙していた槐と戦うことを決意し、山荘に戻る。

どこか遠くへ行くつもりだったが、とりあえず大金を手にしてからでいいと気が変わった、と類子は微笑む。

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美しい罠｜32話あらすじ

槐が液体の入った小瓶を類子にさしだし、毎日少しずつ恒大に飲ませるよう指示する。

自分の手を汚さないやり方に類子は反発を感じるが、断れば敬吾殺しの首謀者として訴えられることになると…。

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美しい罠｜33話あらすじ

類子は毎朝、野菜ジュースを作って、恒大に飲ませる。

小瓶の液体をこっそり入れて。

そんなある日、恒大がサルベージ会社に探させていた銃が、湖から発見される。

銃を警察に鑑定してもらえば、敬吾の死の真相がわかる、と探るように山荘の一同を見渡す恒大。

銃を見た槐は、何か納得のいかないものを感じる。

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美しい罠｜34話あらすじ

見つかった銃は偽物だった。

恒大は、銃が本物かどうか不審に思った者が犯人だと類子に語る。

類子にそそのかされた川嶋の策略により、槐に横領の疑いがかかる。

類子は槐の部屋を調べるふりをして、証拠品のファイルを持ち出そうとするが、目当てのものは消えていた。

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美しい罠｜35話あらすじ

恒大に首をしめられ、槐の意識が薄れたとき、恒大が心臓の発作に襲われる。

濡れ衣を着せられた槐は、類子を疑う。

類子はお互いに愛を感じたいつかの夜の話をして、槐が自首するなら自分も一緒に行く、と祈る想いで語りかけるが…。

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美しい罠｜36話あらすじ

恒大の代わりにジュースを飲んだ類子が、意識を失って倒れる。

医師は、毒物を飲まされた可能性を指摘。

予期せぬ出来事に、槐は狼狽する。

槐のパソコンで、草太が毒物の販売サイトを見つける。

槐が自分を狙ったのだ、と恒大は逆上。

槐を殺そうと、包丁をふりかざす。

そのとき、類子が意識を取り戻す。

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美しい罠｜37話あらすじ

槐に問い質されても、類子は何も分からないと言うだけで答えない。

刑事が槐に事情を聞きにくる。

すべては類子に聞いてほしい、と黙秘する槐。

そんなとき、槐宛に不審な小包が届く。

物的証拠か、と刑事は槐に包みを開けさせるが、出てきたものは、ぬいぐるみだった。

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美しい罠｜38話あらすじ

槐が逃亡して4日後、山荘の裏庭から毒物の小瓶が発見される。

それは槐がネットで購入したのと同じものだったので、槐に逮捕状が出される。

その日、槐から類子に連絡が入る。

「今夜0時、いつもの場所で」と。

約束の深夜、類子は秘密の小部屋で槐と会う。

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美しい罠｜39話あらすじ

槐は、恒大への殺人未遂で起訴される。

槐は罪を認めたという。

澪は、槐に貰ったぬいぐるみの中から発見した毒物の小瓶を手に、真実を話すよう類子に迫る。

槐への愛を振りかざす澪に、類子は槐との出会いから淡々と語り始める。

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美しい罠｜40話あらすじ

4年後。

類子は東京のマンションで、金と閑を持て余すマダムたちを集めて、若い芸術家を育成するサロンを開いていた。

類子のそばにはいつも、忠実な秘書、草太の姿が。

ある日、南仏帰りのレイが、空港で出会った澪を連れてくる。

ロンドンで暮らしていた澪は国際的な絵本賞を受賞、当分東京で活動するという。

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美しい罠｜41話あらすじ

類子は4年ぶりに山荘を訪れるが、深夜、人影が部屋を横切ったような気がしたと思ったら、翌朝、窓辺のフクロウの置物が消えていた。

まさか、と思って、槐の部屋をのぞく類子。

が、荒れ果てた室内に、誰もいるはずがなかった。

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美しい罠｜42話あらすじ

仮釈放中の槐がパーティーに現れる。

憮然とする恒大に、能瀬のビジネスパートナーとして挨拶する槐。

音楽が流れ、類子は槐に誘われて踊りだす。

恒大の鋭い視線と、間近に感じる槐の体温に、息苦しくなる類子。

槐は服役中に改心したと言いながら、約束の分け前は必ず貰うと…。

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美しい罠｜43話あらすじ

澪は4年前の槐と類子の企みを知っていることを槐に告げ、類子にはもう会わないでほしいと頼む。

槐は澪の気持ちを受け止めながらも、前へ進むためにケリをつけなければいけないことがあるという。

能瀬が、仕事で海外へ行くことになり、槐を代理人に指名する。

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美しい罠｜44話あらすじ

槐が仕事を始めてからまもなく、澪が山荘へ訪ねてくる。

澪から槐と一緒に暮らしていることを知らされ、無関心を装う類子。

そこへ、槐が現れ、澪と婚約したことを告げる。

挙式は3カ月後だという。

類子はにこやかに祝福の言葉を送るが、内心は…。

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美しい罠｜45話あらすじ

類子は澪に呼び出され、澪のアトリエを訪ねる。

飾られた写真立てに、目をとめる類子。

そこには類子の知らない子ども時代の槐の笑顔があった。

また、キッチンにはペアのマグカップがあり、2人の幸福な生活を見せつけられる。

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美しい罠｜46話あらすじ

秘密の小部屋で、類子は槐から甘い言葉を囁かれ、口づけされる。

そして、もう一度手を組まないか、と誘われる。

類子は槐の耳元に唇を寄せるとクスリと笑い、ドレスを自分で引き裂いてしまう。

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美しい罠｜47話あらすじ

澪の新しい絵本が出版され、サイン会が開かれる。

本は完売だというのに、会場には一人の客も現れない。

そこへ、豪華な花束を抱えた類子が姿を見せる。

澪の絵本に感動したから、一冊残らず買い占めたという。

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美しい罠｜48話あらすじ

幹事長の姪・澪と槐のスキャンダラスな記事が、週刊誌に掲載される。

澪はマスコミに追いかけられ、家族から勘当される。

槐は類子の寝室へ忍び込むと、暴露記事について追及。

婚約を解消するか、それとも二人で外国へでも行けばいい、とあざ笑う類子。

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美しい罠｜49話あらすじ

株の買い占めによるショックで、恒大が発作を起こし、無能な川嶋を罵倒する。

一方、槐は買い占めに関する情報を迅速につかみ、恒大の信用を得る。

槐を試すため、類子は、槐が恒大の会社の乗っ取りを企むなら、槐と手を組みたい、と槐にきりだす。

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美しい罠｜50話あらすじ

類子は槐に、能瀬を殴った真意を問う。

類子が能瀬に襲われたとき、すぐ傍にいながら助けられなかった自分に嫌気がさした、と答える槐。

類子は、信じられない、と言いながら、槐のシャツのボタンを外し、槐の胸に手を当てる。

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美しい罠｜51話あらすじ

槐と澪の愛を見届け、草太を沙織に託した類子は、一人で暮らそうと東京へ戻ってくる。

ところがそこへ沙織が、草太との結婚のことで力になってほしい、と訪ねてくる。

沙織の両親は、草太の亡き父親がどんな人物か気にしていた。

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美しい罠｜52話あらすじ

槐は不破ファイナンスを奪い取るよう川嶋に持ちかける。

川嶋は槐を疑って反発するが、槐から弱点をつかれて動揺する。

類子は草太に沙織の気持ちを伝える。

草太は戸惑い、類子の本心を知りたがる。

類子の話を槐は偶然聞いてしまう。

その夜、百香が熱を出す。

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美しい罠｜53話あらすじ

草太が類子の部屋へ押しかけ、類子の本心を探ろうと、無理矢理抱きすくめる。

類子は抵抗するが、そのとき偶然、千津が入ってくる。

類子と草太の特別な関係を知り、動揺する千津。

三人でもめている声を聞きつけ、恒大が姿を見せる。

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美しい罠｜54話あらすじ

草太が怒って出ていった後、類子は槐も追い出そうとする。

槐は類子をぐいと抱きしめると、類子への未練をささやく。

類子はその手には乗るまいと、ある悪戯を仕掛ける。

草太が沙織にプロポーズ。

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美しい罠｜55話あらすじ

編集者の紹介で、澪のアトリエに、ある福祉財団の女性が来る。

しかし対面のあと、突然気分が悪くなった彼女は、逃げるように部屋を出て行く。

結婚の決まった草太と沙織、両家の顔合わせの食事会が山荘でお膳立てされる。

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美しい罠｜56話あらすじ

4年前に自殺したはずの尚美が、類子を訪ねてくる。

あのとき、自殺を図ったものの、敬吾（実は槐）に助けられ、カナダに留学していたという。

槐（実は敬吾）の消息を気にする尚美に、類子はどうするべきか忠告する。

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美しい罠｜57話あらすじ

尚美が敬吾の子を産んだのを知った類子は、その子を養子に出したという槐を追及する。

恒大が役員会で社長を解任される。

その陰で、川嶋の策略の成功を祝い、千津と川嶋がシャンパンで祝杯を上げる。

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美しい罠｜58話あらすじ

恒大の窮地を救うため、草太は沙織の父親に協力を求める。

類子は喜ぶが、草太は、これからは類子を裏切るかもしれない、と別れを告げる。

一方、柳原を味方につけようとした川嶋は、自分に刃向かう草太を平手打ちする。

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美しい罠｜59話あらすじ

類子は、百香が敬吾と尚美の子どもに違いない、と察し、恒大に岩田の孫を養子にしたいと頼む。

恒大は血を分けた子が欲しいと拒む。

そこへレイが現れる。

レイは敬吾の戸籍を調べていた。

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美しい罠｜60話あらすじ

類子は百香を湖に連れ出し、一緒にボートに乗る。

類子の企みを知った槐は、血相を変えて湖を探す。

その日、恒大は離婚届を準備する。

レイはそのまま立ち去ろうとする槐を止めようとする。

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美しい罠｜61話あらすじ

離婚した類子に、槐が会いにくる。

この四年間、類子の幸せを奪うことを支えに生きてきたが、果たして類子は幸せだったのか、と問いかける槐。

この上なく幸せだった、と類子は答え、愛より金を選んだ人生に悔いはない態度を貫く。

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美しい罠｜62話あらすじ

槐と類子の関係を知るために類子と離婚して罠にはめた恒大は、槐の前で類子を人質に取るが、槐が体当たりで類子を助け出す。

一方、槐には能勢と川嶋による追っ手も迫っていた。

すぐに東京を離れようとする槐に、類子は自分の心残りを打ち明ける。

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美しい罠｜63話あらすじ

恒大が湖で自殺。知らせを聞いた類子は、槐とともに山荘へ戻る。

類子はレイから、恒大が離婚届をまだ出していなかったことを知らされ、驚く。

澪は婚姻届を出したことを槐に告げ、百香も2人で育てようとする。

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美しい罠｜64話あらすじ

湖で死んだはずの恒大が、類子の前に現れる。

湖で発見された遺体の正体を知り、恐怖におののく類子。

恒大は、類子が自分と結婚した理由を問い詰める。

金が目的で、槐と手を組んだと答える類子の向こう側に、槐をかばう気持ちを見抜いた恒大は、さらに敬吾殺しの真相を追求する。

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美しい罠｜65話あらすじ

恒大は死んだ。

澪の証言により、類子は敬吾を殺したこと、それを知られて恒大を殺したこと、金のために槐を利用したことを認めて警察に連行されることになる。

槐を愛したことはなく、槐とは共犯関係ではないという類子の姿を澪は目に焼き付ける。

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